火傷の応急処置や傷跡が残らないための対処方法

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火傷は身近にあるケガの1つです。日常的に火傷の危険性はあります。軽い物から重い物までいろいろあります。軽い物は応急処置が早ければ跡は残る可能性は低いですが、重い物は応急処置に関係なく跡が残ります。しかしその後のケアで跡は消すことが出来る可能性があります。

火傷の傷跡を残ると困る!応急処置や対処方法

海老
火傷はその原因により6種類に大きく分ける事が出来ます。比較的に軽く日常的に起きやすい物から生命の危険を伴う物まで様々です。

やけどの種類

1 温熱火傷は火や火炎・熱湯・蒸気などにより皮膚・粘膜の損傷をする火傷。一般的な火傷はこの温熱火傷が多いです。(45度以上)
2 科学火傷は酸・アルカリなど化学薬品による皮膚の損傷です。皮膚が赤くなり腫れや水ぶくれが出来ます。薬品によっては長時間皮膚の内部の損傷がある場合もあります。
3 電気火傷は感電・落雷による皮膚・粘膜の炎症です。体内に電流が流れる為、外部よりは内部からの損傷が激しい。
4 放射線火傷は放射線による他の火傷と違い、DNAなどの破壊により皮膚の再生が困難である。
5 気道火傷は火災などで高音の空気・煙を吸い込む為に起こる主に肺や器官の損傷があります。
6 低温火傷は温熱火傷の一種でカイロ・湯たんぽ・ホットカーペットに長時間接触などで起きます。主に内部組織の破壊が見られます。

火傷の傷の状態

1 1度熱傷は表皮のみの損傷で一時的に色素沈着があり、一般的には傷が残りません。
2 浅達性Ⅱ度熱傷は表皮基底層までの損傷で痛みを強く伴い、赤く水ぶくれができます。色素沈着などが起きますが、火傷跡は残りません。
3 深達性Ⅱ度熱傷は真皮深層まで損傷が及び赤く腫れ、水ぶくれを伴いますが、痛みはさほどありません。傷跡は上皮部分に残りやすいです。
4 Ⅲ度熱傷は皮膚全体の損傷で感覚がない為痛みは伴いませんが表面は壊死する事もあり損傷部分は白く乾燥し水ぶくれが起きます。跡はしっかりと残りひどい場合はケロイド状になります。 

火傷の応急処置

 
 火傷は重い物から軽い物まで様々でありますが、初期の対応を誤ってしまうと火傷跡が残る事が多いです。まず、簡単な方法として皮膚を冷水などで冷やしてあげるという事が大事です。服を着た中で火傷をした場合服を無理に脱がずに、服を着たままでその上から水で冷やして上げるといいです。服を無理に脱ごうとすると、皮膚が服についていた場合その皮膚が剥がれる場合もあるので服の上から冷やすといいです。冷やす時に注意しないといけないのは、水泡に水を強くあてると水泡が破れ、跡が残りやすくなるので、ゆっくりと長めに30分位冷やすと効果的です。

火傷跡が残らない為のケア

 水泡がある内はなるべく皮膚の露出を避けてガーゼ等で患部を保護した方がいいです。不潔な状態で皮膚を置いておくと、皮膚の再生能力が落ちて傷が残りやすくなります。紫外線等を直接当てずにケアするといいです。また、みかん等のビタミンCを多く摂取すると皮膚の再生を促す為に必要です。そしてもう一つアロエの皮をむき患部に当てると効果的ですし、患部が大きい場合は蜂蜜を冷ましてから塗るのも効果的です。しかしそれでも傷跡が残るようでしたら、アットノンやケシミンクリームも効果があります。

 火傷は日常的に起こる傷ですが、対応次第では跡が残らない又は薄くする事も可能ですが、対応を誤ったり火傷を放置していると高い確率で傷跡が残ります。食事等も含め全体的なケアを続けていく事が大事です。

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